「元」台湾在住ゲーマーレポート

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Pinpinghoインタビュー翻訳

香港のe-sportsプロチームHKESが、ハースストーンアジア太平洋春季選手権を目前に、繰り上がりで出場が決まったPinpingho選手にインタビューを行っていますので、翻訳しました。

原文:

爐邊會談-It’s Pinpingho style! – Hong Kong Esports Ltd. 香港電子競技有限公司

 ハースストーンの選手といえば、頭のなかにすぐに「國平 SwiftRage 國平 SwiftRage 得第一」と浮かぶ人がいると思う。

個性も強烈で糞gameを実況するハースストーン選手Pinpinghoはとてつもなく人気であり、ついにはハースストーンプレイヤーによって2016最も愛される人に選ばれた!今回は特別にみんなの恋人Pinpinghoを迎え彼のハースストーン道をインタビューした。

 

ハースストーンがまだベータテストの頃、Pinpinghoは既にこのゲームに注目していた。ベータテスト権利は得られなかったが、真剣に研究を始めた、ハースストーンの古参プレイヤーである。ハースストーンの最大の魅力に話が及ぶと、Pinpinghoは「とても簡単で、気軽なゲームだけど、とても面白いしテクニックも要る。拡張毎に全く別のゲームのよう。だから飽きない。もし運営するんだったら、10年20年は問題にならない」と言う。

 

ハースストーンに触れ始めた時から、Pinpinghoは「大会」を目標に絶え間なく努力してきた。しかし、皆も知っているとおり、ハースストーンは実は奥深いゲームなので、練習について、Pinpinghoは普段、研究及びデッキ内容を考えたり、相手のヒーロに対する戦術を考えることに多くの時間を費やす。Pinpinghoはよく散歩しながらインスピレーションを探す。だが、もし特に練習が必要なデッキには、一日10時間以上練習する。大会のポイントは、やはりデッキ選択だと言う。

ハースストーンが出始めたばかりの頃は何も大会がなかったが、Pinpinghoは常に海外の大会を探して参加し自身の経験を積んだ。「以前HKEの『帝王杯』に参加したら優勝したけど、楽勝だったよ。」。Pinpinghoが国際的に知られるようになったのは、去年のアジア太平洋冬季選手権である。彼がインタビューを受けた時の「Pinpingho style」及び流暢な英語は人々に印象を残した。また、国外大会の経験の話に及ぶと、Pinpinghoはその時多くの外国人選手と交流したが、「ゲームが好きな人は単純で、ゲームが金稼ぎとは思わないし、変な策略を巡らすこともない。別の人が勝てば僕らも彼らの喜びを感じる。」と言う。つまり、このような単純にゲームを愛する心が、Pinpinghoにハースストーンへの力を与え、疲れたり、つまらないと思わせないのだ。

 

Pinpinghoは、現在のハースストーンの大部分の選手はアマチュアの選手で、皆自分の本業があるだろうことに言及した。だが、Pinpingho自身は実はプロ選手になりたいと思っている。「プロ選手になれば国際大会や交流の機会が増える。それに、プロ選手として尊敬される。」。現在Pingpinghoはプロチームに所属はしていないが、自身を「本職はハースストーン」と笑いながら言う。だがこれは、台湾のアマチュア選手が遭遇する問題も反映している。プロ選手でなければ、安定した収入の保障はなく、生計を立てるためには、大部分の人は合間を縫ってプレイするしかない。または外国選手の多くの選手は実はチームの名前を掲げるだけで実質的な契約はないようである。これはアマチュア選手が国外大会の参加、あるいは招待を受けた際に難しい。前回の冬季選手権で日本人選手(まっつん選手)が遭遇した問題と同じである。なので、Pinpinghoは台湾のチームもハースストーンを重視して、プロ選手を育てることを希望する。

 

最近、ハースストーンは台湾で徐々に重視されてきている。実況や大会の観客数は言うまでもなく急増している。登録制の“TVK菁英賽”も台湾選手の実力を伸ばすいい機会となっている。Pinpinghoはまた、台湾は大会がもっと増えればもちろんいいことで、そうすればプレイヤーにより多くアピールする機会が増えると言及した。また、Pinpinghoの舞台は既に世界に向かっており、前回残念ながら3-4位だったが、彼自身の最大の目標はBlizzconの世界一位である!國平國平得第一!